学習トップ教科書ドリル 臨床医学各論第10章 ▸ A. 赤血球疾患 / Q10A028

教科書ドリル 臨床医学各論

Q10A028 血液造血器疾患

問題

重症再生不良性貧血に対する治療として**適切でない**のはどれか。

選択肢
1若年患者に対する造血幹細胞移植(骨髄移植)
2抗胸腺細胞グロブリン(ATG)+シクロスポリンによる免疫抑制療法
3副腎皮質ステロイド・パルス療法
4大量の経口鉄剤の長期投与
解答
正解4
解説

再生不良性貧血は重症度に応じて治療を選択する。重症例では①**造血幹細胞移植(骨髄移植)**が若年でHLA適合ドナーがいれば根治的治療、②**免疫抑制療法(ATG+シクロスポリン)**が第一選択、ステロイドパルス療法も補助的に用いる。中等症・軽症例ではたんぱく同化ホルモン薬(メテノロン)なども用いる。支持療法として赤血球・血小板の成分輸血、感染症に対する抗生物質、G-CSF投与(好中球減少対策)を行う。選択肢4の経口鉄剤は再生不良性貧血では**血清鉄・フェリチンがすでに高値**なので禁忌(鉄過剰症を招く)。

解説画像
重症再生不良性貧血に対する治療として**適切でない**のはどれか。 解説図
重症再生不良性貧血に対する治療として**適切でない**のはどれか。
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