学習トップ教科書ドリル 臨床医学各論第7章 ▸ C. 尿酸代謝異常 / Q07C010

教科書ドリル 臨床医学各論

Q07C010 代謝栄養疾患

問題

痛風患者に低用量アスピリンが避けられる主な理由を述べよ。

解答
正解アスピリンは低用量で尿酸の腎尿細管再吸収を促進し排泄を抑制することで、高尿酸血症を悪化させ痛風発作を誘発しうるため。
解説

アスピリンの尿酸動態への作用は**二相性**で、低用量(~1g/日)では尿酸の**尿細管再吸収を促進して排泄を抑制**、高用量(>2g/日)では再吸収を阻害し排泄を促進する。臨床で一般的な低用量(心血管保護目的の81mg等)では前者の作用が強く出るため痛風患者では発作増悪リスクがある。痛風患者の抗血小板療法が必要な場合はクロピドグレル等の代替を検討、あるいは尿酸コントロール下で慎重併用する。

解説画像
痛風患者に低用量アスピリンが避けられる主な理由を述べよ。 解説図
痛風患者に低用量アスピリンが避けられる主な理由を述べよ。
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