学習トップ教科書ドリル 解剖学第10章 ▸ H. 体幹の筋 / Q10H057

教科書ドリル 解剖学

Q10H057 運動器系

問題

鼠径ヘルニアが新生児男児に好発する理由として最も適切なのはどれか。

選択肢
1腹直筋鞘後葉が欠失するため。
2精巣下降後の腹膜閉鎖不全と、鼠径管が短く深鼠径輪と浅鼠径輪がほぼ前後に重なるため。
3横筋筋膜が分厚く硬いため。
4鼠径靱帯が長大であるため。
解答
正解2
解説

鼠径ヘルニアは腹腔臓器が鼠径管を通って陰嚢側に脱出する病態で、新生児男児に好発する。原因は2つで、(1)精巣が陰嚢へ下降した後の腹膜の閉鎖が不完全で腹腔と鞘状突起が連続しやすいこと、(2)新生児では鼠径管が短く深鼠径輪と浅鼠径輪がほぼ前後に重なるためトンネル構造が垂直に近いこと。成長とともに鼠径管は斜走化し閉鎖傾向が増す。臨床では用手整復・手術的修復で対応する。

解説画像
鼠径ヘルニアが新生児男児に好発する理由として最も適切なのはどれか。 解説図
鼠径ヘルニアが新生児男児に好発する理由として最も適切なのはどれか。
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