学習トップ教科書ドリル 解剖学第4章 ▸ D. 食道 / Q04D032

教科書ドリル 解剖学

Q04D032 消化器系

問題

食道裂孔ヘルニアが逆流性食道炎(GERD)の原因となる主要機序として正しいのはどれか。

選択肢
1横隔膜の腱中心が陥凹し、食道全体が短縮するため。
2下部食道括約圧が低下し、胃酸が食道下部へ逆流しやすくなるため。
3食道粘膜が単層円柱上皮へ完全に置換し、酸分泌を始めるため。
4食道下部の筋層が横紋筋へ変化し、随意制御を失うため。
解答
正解2
解説

食道裂孔ヘルニアでは胃の噴門部が裂孔を経て胸腔側に脱出する結果、横隔膜筋性部の食道下部に対する括約補助が失われ、下部食道括約圧が低下する。これにより胃酸が食道下部に逆流しやすくなり、逆流性食道炎(GERD)を引き起こす。長期化すると食道下部粘膜の一部がZ線を超えて円柱上皮に化生する(バレット食道)が、全体置換ではない。食道筋層の組成自体は変化しない。

解説画像
食道裂孔ヘルニアが逆流性食道炎(GERD)の原因となる主要機序として正しいのはどれか。 解説図
食道裂孔ヘルニアが逆流性食道炎(GERD)の原因となる主要機序として正しいのはどれか。
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