大動脈弓– tag –
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大動脈の全体像
▶ 大動脈とその枝(模式図) 大動脈の基本構造 大動脈は以下の順に続く: 上行大動脈:心臓から出たばかりの部分。左右の冠状動脈が出る。 大動脈弓:胸骨柄の後ろで左後方へ曲がる部分。 下行大動脈:胸大動脈と腹大動脈からなる。 横隔膜:胸大動脈と腹... -
動脈管索
動脈管索は、肺動脈幹と大動脈弓の間に存在する結合組織のヒモです。これは胎児循環時に重要な役割を果たしていた動脈管の名残です。 胎児循環における役割 胎児期には、肺がまだ機能していないため、肺動脈から大動脈弓へ血液をバイパスするのが動脈管で... -
縦隔の区分
左右の肺の間で、前は胸骨、後ろは脊柱に囲まれた領域を縦隔といいます。縦隔は心臓を基準として位置関係を表します。 つまり心臓が縦隔中部。心臓より上を縦隔上部、心臓より前が縦隔前部、後ろが縦隔後部と区分します。 縦隔前部は胸腺と内胸動脈... -
心臓と肺
<前面からの観察> 縦隔:左右の肺に挟まれた領域。 心臓は縦隔の中部に位置。 心臓は心嚢という膜に被われる。 外側は線維性心膜、内側は漿膜性心膜。 縦隔の区分:心臓を基準(縦隔中部)に上、前、後で区分。 縦隔上部:左右の腕頭静脈、上大静...
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