学習トップ理由で解く 生理学第15章 ▸ B. 恒常性維持 / Q0956

理由で解く 生理学

Q0956 身体活動の協調

出典:あマ指 第33回(2025) 問題23
問題
ホメオスタシスについて誤っている記述はどれか。
選択肢
1 体温(核心温度)は約37℃に維持されている。
2 血糖値は約200mg/dlに維持されている。
3 細胞外液のpHは約7.4 に維持されている。
4 血漿カルシウム濃度は約10mg/dlに維持されている。
解答
正解2(血糖値は約200mg/dlに維持されている。)
解説
✗ 1.
体温(核心温度)は約37℃に維持されている。
✗ 正しい。核心温度(深部体温)は約37℃に維持されており、ホメオスタシスの代表例である。
✓ 2. 誤り
血糖値は約200mg/dlに維持されている。
空腹時血糖値の正常範囲は約70〜110mg/dLであり、200mg/dLは糖尿病型の診断基準に相当する異常高値である。細胞外液の物理的・化学的な性質が安定に保たれている。血糖値もフィードバック調節機構により一定範囲に維持されている。200mg/dLはその正常範囲を大きく超えた値である。
✗ 3.
細胞外液のpHは約7.4 に維持されている。
✗ 正しい。体液のpHは7.35〜7.45に一定に保たれている。約7.4は正しい値である。
✗ 4.
血漿カルシウム濃度は約10mg/dlに維持されている。
✗ 正しい。血漿カルシウム濃度は約10mg/dL(約2.5mmol/L)に維持されており、これも正しい記述である。
ポイント
  • 「誤っているもの」を選ぶ問題では、正しい選択肢の正常値を確実に覚えておくことで消去法が使える
  • 覚え方のコツ: ホメオスタシスの代表的正常値→「体温37℃、pH7.4、浸透圧290mOsm/L、血糖100mg/dL前後、Ca10mg/dL」
  • 関連知識: ホメオスタシスは「多数のフィードバック調節機構」によって保たれる。
  • よくある間違い: 血糖値200mg/dLは随時血糖での糖尿病型基準であり、正常維持値と混同しないこと
解説画像
あマ指 第33回(2025) 問題23|ホメオスタシスについて誤っている記述はどれか。 解説図
あマ指 第33回(2025) 問題23|ホメオスタシスについて誤っている記述はどれか。
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