学習トップ理由で解く 生理学第10章 ▸ J. 視床下部 / Q0650

理由で解く 生理学

Q0650 神経

出典:あマ指 第10回(2002) 問題43
問題
視床下部に調節中枢がないのはどれか。
選択肢
1 体温
2 摂食
3 姿勢
4 体液量
解答
正解3(姿勢)
解説
✗ 1. 誤り
体温
正しい(視床下部にある)。視床下部の視索前野・前視床下部に体温調節中枢があり、体温のセットポイントを決定する。
✗ 2. 誤り
摂食
正しい(視床下部にある)。視床下部の外側野(摂食中枢)と腹内側核(満腹中枢)が摂食行動を調節する。
✓ 3. 正しい
姿勢
正しい(視床下部にない)。姿勢の調節中枢は視床下部にはなく、主に小脳、大脳基底核、脳幹(前庭神経核、網様体)が担う。視床下部は自律神経系の最高中枢であり、体温調節・摂食調節・体液量調節・ホルモン分泌調節など内部環境の恒常性維持に関与するが、姿勢という運動機能の調節は含まれない。
✗ 4. 誤り
体液量
正しい(視床下部にある)。視床下部は浸透圧受容器を有し、視索上核・室傍核からADH(バソプレシン)を分泌して腎臓での水再吸収を調節することで体液量を調節する。
ポイント
  • 覚え方のコツ: 視床下部の機能に「姿勢調節は含まれない」→ 「姿勢は小脳が担当」と否定形で覚える。視床下部=内部環境の調節、小脳=運動の調節と大別する。
  • 関連知識: 視床下部の機能に関する問題は頻出であり、問題573(視床下部の機能で誤り=姿勢)、問題583(中脳の機能ではない=摂食→視床下部)と合わせて横断的に学習すると効果的である。
  • よくある間違い: 視床下部が非常に多くの機能を持つため、姿勢調節も含まれると思い込みやすい。視床下部の機能リストに「運動系」は含まれないと明確に理解する。
  • 教科書では「J.視床下部」の範囲に該当する。
解説画像
あマ指 第10回(2002) 問題43|視床下部に調節中枢がないのはどれか。 解説図
あマ指 第10回(2002) 問題43|視床下部に調節中枢がないのはどれか。
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで理由で解く 生理学
App Store入手