学習トップ理由で解く 生理学第9章 ▸ C. 成長 / Q0573

理由で解く 生理学

Q0573 生殖・成長と老化

出典:あマ指 第24回(2016) 問題33
問題
出生後数年間で成人の重量水準に達する器官はどれか。
選択肢
1
2 心臓
3 肝臓
4 腎臓
解答
正解1(脳)
解説
✓ 1. 正しい
脳は出生後急速に発達し、出生時約400gから5〜6歳頃には成人の約90%(約1300g)に達する。スキャモンの発育曲線では神経型に分類され、他の臓器に先行して成人レベルに近づく。脳・脊髄・眼球・頭囲なども神経型の発育パターンに従う。
✗ 2. 誤り
心臓
心臓はスキャモンの一般型に属し、思春期まで徐々に成長して成人水準に達する。
✗ 3. 誤り
肝臓
肝臓は一般型に属し、成長に伴い徐々に増大するため、出生後数年では成人水準に達しない。
✗ 4. 誤り
腎臓
腎臓は一般型に属し、成長とともに徐々に発達して成人水準に達する。
ポイント
  • 覚え方のコツ: スキャモンの4型を「リンパは山型(思春期ピーク→低下)、神経は早熟型(幼児期で90%)、生殖は晩熟型(思春期急上昇)、一般はS字型」と覚える。
  • 関連知識: 頭部の体全体に占める割合は、新生児では約1/4、成人では約1/8と成長に伴い減少する。これは神経型の早期発達を反映している。
  • よくある間違い: 胸腺(リンパ型)は思春期に最大となり退縮するパターンであり、脳(神経型)の発育パターンと混同しないこと。
  • 教科書では「c.各器官の成長」の範囲に該当する。
比較表
発育型 代表的器官 特徴
神経型 脳、脊髄、眼球 幼児期に急速発達、6歳で約90%
リンパ型 胸腺、リンパ節 思春期に最大(約200%)→退縮
一般型 心臓、肝臓、腎臓、骨格筋 S字型に徐々に成長
生殖型 卵巣、精巣、子宮 思春期以降に急速発達
解説画像
あマ指 第24回(2016) 問題33|出生後数年間で成人の重量水準に達する器官はどれか。 解説図
あマ指 第24回(2016) 問題33|出生後数年間で成人の重量水準に達する器官はどれか。
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