学習トップ理由で解く 生理学第5章 ▸ C. 各栄養素の働きと代謝 / Q0358

理由で解く 生理学

Q0358 代謝

出典:あマ指 第27回(2019) 問題29
問題
ペプチド結合を有する物質はどれか。
選択肢
1 脂 質
2 炭水化物
3 蛋白質
4 ビタミン
解答
正解3(蛋白質)
解説
✗ 1. 誤り
脂 質
脂質はグリセロールと脂肪酸がエステル結合で結合しており、ペプチド結合は持たない。
✗ 2. 誤り
炭水化物
炭水化物(糖質)は単糖がグリコシド結合で連結しており、ペプチド結合は持たない。
✓ 3. 正しい
蛋白質
蛋白質はアミノ酸がペプチド結合(-CO-NH-)で連結した高分子化合物である。ペプチド結合はアミノ酸のカルボキシル基(-COOH)とアミノ基(-NH2)が脱水縮合して形成される。蛋白質はC・H・Oに加えて窒素(N)を約16%含む点が糖質・脂質と異なる。必須アミノ酸8種を含む約20種のアミノ酸がペプチド結合で多数連結し、酵素・抗体・受容体などの多様な蛋白質を構成する。
✗ 4. 誤り
ビタミン
ビタミンは多様な構造を持つ低分子有機化合物であり、ペプチド結合は持たない。 各栄養素の主要な化学結合
栄養素構成単位結合様式
蛋白質アミノ酸ペプチド結合(-CO-NH-)
糖質(炭水化物)単糖グリコシド結合
脂質グリセロール+脂肪酸エステル結合
ポイント
  • 蛋白質=ペプチド結合、糖質=グリコシド結合、脂質=エステル結合と1対1で対応させて覚える。
  • 覚え方のコツ: 「タンペプ・糖グリ・脂エス」→ タン(蛋白質)ペプ(ペプチド)、糖(糖質)グリ(グリコシド)、脂(脂質)エス(エステル)とリズムで覚える。
  • 関連知識: ペプチド結合はタンパク質分解酵素(プロテアーゼ、ペプチダーゼ)により加水分解される。消化管ではペプシン・トリプシン等が作用する。
  • よくある間違い: 脂質のエステル結合とペプチド結合を混同するケースがある。脂質にはN(窒素)が含まれず、ペプチド結合(-CO-NH-)は形成されない。
解説画像
あマ指 第27回(2019) 問題29|ペプチド結合を有する物質はどれか。 解説図
あマ指 第27回(2019) 問題29|ペプチド結合を有する物質はどれか。
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