学習トップ理由で解く 生理学第5章 ▸ C. 各栄養素の働きと代謝 / Q0350

理由で解く 生理学

Q0350 代謝

出典:鍼灸 第16回(2008) 問題34
問題
栄養素でエネルギー源とならないのはどれか。
選択肢
1 アミノ酸
2 グルコース
3 ナイアシン
4 トリグリセリド
解答
正解3(ナイアシン)
解説
✗ 1. 誤り
アミノ酸
アミノ酸はタンパク質の構成成分であり、1gあたり約4kcalのエネルギーを産生する。
✗ 2. 誤り
グルコース
グルコースは糖質の代表的な物質であり、1gあたり約4kcalのエネルギーを産生する主要なエネルギー源である。
✓ 3. 正しい
ナイアシン
ナイアシンはビタミンB群の一つ(ビタミンB3)であり、補酵素NADやNADPの構成成分として代謝反応に関与する。しかしビタミンはそれ自体が酸化分解されてエネルギーを産生することはない。ビタミンと無機質はエネルギー源にならないが、生体機能の維持に不可欠な栄養素である。
✗ 4. 誤り
トリグリセリド
トリグリセリド(中性脂肪)は脂質であり、1gあたり約9kcalと三大栄養素中最も高いエネルギーを産生する。
ポイント
  • エネルギー源となるのは三大栄養素(糖質・脂質・タンパク質)のみであり、ビタミン・無機質はエネルギー源にならない
  • 覚え方のコツ: 「エネルギー源 = 三大(糖・脂・タ)だけ」「ビタミン・ミネラルは裏方(補酵素・調節役)」
  • 関連知識: ナイアシン欠乏ではペラグラ(皮膚炎・下痢・認知症の三徴)を生じる
  • よくある間違い: ナイアシンが代謝に「関与する」ことからエネルギー源と混同しやすいが、補酵素として触媒的に働くだけである
解説画像
鍼灸 第16回(2008) 問題34|栄養素でエネルギー源とならないのはどれか。 解説図
鍼灸 第16回(2008) 問題34|栄養素でエネルギー源とならないのはどれか。
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