学習トップ理由で解く 生理学第5章 ▸ C. 各栄養素の働きと代謝 / Q0345

理由で解く 生理学

Q0345 代謝

出典:あマ指 第10回(2002) 問題46
問題
特異動的作用による産熱が起こるのはいつか。
選択肢
1 睡眠時
2 早朝空腹時
3 運動時
4 食物摂取時
解答
正解4(食物摂取時)
解説
✗ 1. 誤り
睡眠時
睡眠時は代謝が低下しており、特異動的作用は生じない。
✗ 2. 誤り
早朝空腹時
早朝空腹時は基礎代謝測定の条件であり、食事に伴う熱産生は起こらない。
✗ 3. 誤り
運動時
運動時の産熱は筋収縮によるものであり、特異動的作用とは機序が異なる。
✓ 4. 正しい
食物摂取時
特異動的作用(SDA: Specific Dynamic Action)は食事誘発性産熱反応とも呼ばれ、食物摂取後に代謝が亢進して体熱の発生が増加する現象である。栄養素の消化・吸収・代謝の過程で熱が産生される。タンパク質摂取時が最も大きく、摂取エネルギーの約30%が熱として放散される。糖質では約6%、脂質では約4%である。食後数時間にわたって持続する。
ポイント
  • 特異動的作用は食事の後に体熱発生が増加する現象であり、食物摂取時に起こる。
  • 覚え方のコツ: 「食後に体がポカポカ」=特異動的作用。タンパク質が最も産熱が大きい(約30%)。
  • 関連知識: 基礎代謝の測定条件は「早朝空腹時・安静覚醒状態」であり、特異動的作用の影響を排除するために空腹時に測定する。
  • よくある間違い: 運動時の産熱と混同しやすいが、特異動的作用は食事に伴う代謝亢進であり、筋収縮による産熱とは別の現象である。
解説画像
あマ指 第10回(2002) 問題46|特異動的作用による産熱が起こるのはいつか。 解説図
あマ指 第10回(2002) 問題46|特異動的作用による産熱が起こるのはいつか。
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで理由で解く 生理学
App Store入手