学習トップ理由で解く 生理学第4章 ▸ A. 消化と吸収 / Q0274

理由で解く 生理学

Q0274 消化と吸収

出典:あマ指 第1回(1993) 問題45
問題
消化液とそれに含まれる消化酵素との組合せで正しいのはどれか。
選択肢
1 唾液 - ヌクレアーゼ
2 胃液 - アミラーゼ
3 腸液 - ペプシン
4 膵液 - トリプシン
解答
正解4(膵液 - トリプシン)
解説
✗ 1. 誤り
唾液 - ヌクレアーゼ
唾液に含まれる消化酵素は唾液アミラーゼ(プチアリン)であり、デンプンをマルトースに分解する。ヌクレアーゼは膵液に含まれる酵素である。
✗ 2. 誤り
胃液 - アミラーゼ
胃液に含まれる消化酵素はペプシン(タンパク質分解酵素)であり、アミラーゼは含まれない。アミラーゼは唾液と膵液に含まれる。
✗ 3. 誤り
腸液 - ペプシン
腸液(小腸上皮細胞の刷子縁膜)に存在するのはアミノペプチダーゼ、マルターゼ、スクラーゼ、ラクターゼ、エンテロキナーゼなどであり、ペプシンは胃液の酵素である。
✓ 4. 正しい
膵液 - トリプシン
膵液にはトリプシン(タンパク質分解酵素)が含まれる。膵液にはアミラーゼ(デンプン→マルトース)、トリプシンとキモトリプシン(タンパク質→ペプチド)、リパーゼ(脂肪→脂肪酸とモノグリセリド)、ヌクレアーゼ(核酸分解)が含まれ、三大栄養素すべてを消化できる。トリプシンはトリプシノゲンとして分泌され、小腸内のエンテロキナーゼにより活性化される。
ポイント
  • 膵液は三大栄養素すべての消化酵素を含む最も多彩な消化液であり、トリプシン、リパーゼ、アミラーゼ、ヌクレアーゼなどを含む。
  • 覚え方のコツ: 「唾液→アミラーゼ、胃液→ペプシン、膵液→全部(トリ・キモ・リパ・アミ・ヌク)」と消化液ごとの代表酵素を対応づける。
  • 関連知識: 胆汁は肝臓で生成されるが消化酵素を含まず、脂肪の乳化によって消化を助ける。
  • よくある間違い: アミラーゼが「唾液と膵液」の両方に含まれる点を見落としやすい。胃液にアミラーゼは含まれない。
解説画像
あマ指 第1回(1993) 問題45|消化液とそれに含まれる消化酵素との組合せで正しいのはどれか。 解説図
あマ指 第1回(1993) 問題45|消化液とそれに含まれる消化酵素との組合せで正しいのはどれか。
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