学習トップ理由で解く 生理学第2章 ▸ H. 循環調節 / Q0200

理由で解く 生理学

Q0200 循環

出典:鍼灸 第26回(2018) 問題28
問題
循環中枢はどこにあるか。
選択肢
1 視床
2 中脳
3 小脳
4 延髄
解答
正解4(延髄)
解説
✗ 1. 誤り
視床
視床は感覚情報の中継核(嗅覚を除く)として機能する部位であり、循環中枢は存在しない。
✗ 2. 誤り
中脳
中脳には対光反射中枢や姿勢反射中枢があるが、循環中枢は含まれない。
✗ 3. 誤り
小脳
小脳は運動の協調や平衡感覚の調整を担う部位であり、循環調節の中枢ではない。
✓ 4. 正しい
延髄
循環中枢(心臓血管中枢)は延髄の網様体に存在する。延髄の網様体には血圧を維持するのに重要な循環中枢(心臓血管中枢)が存在する。循環中枢は自律神経を介して心臓と血管系を調節し、この部位が障害されると血圧が著しく低下して生命の危険にさらされる。
ポイント
  • 循環中枢(心臓血管中枢)は延髄の網様体に存在し、自律神経を介して心臓と血管系を調節する。
  • 覚え方のコツ: 「延髄=生命の中枢」と覚える。呼吸中枢も延髄にあり、循環中枢と併せて生命維持に不可欠。
  • 関連知識: 圧受容器反射では、頸動脈洞・大動脈弓の情報が舌咽神経・迷走神経を通じて延髄の循環中枢に伝えられる。
  • よくある間違い: 「視床下部」と混同しやすいが、視床下部は体温調節や内分泌調節の中枢であり、循環中枢は延髄にある。
比較表
脳幹部位 主な中枢・機能
延髄 循環中枢(心臓血管中枢)、呼吸中枢、嘔吐中枢
呼吸調節中枢(持続吸息中枢)、排尿中枢
中脳 対光反射中枢、姿勢反射中枢
解説画像
鍼灸 第26回(2018) 問題28|循環中枢はどこにあるか。 解説図
鍼灸 第26回(2018) 問題28|循環中枢はどこにあるか。
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