学習トップ理由で解く 生理学第2章 ▸ F. 心臓の構造と働き / Q0156

理由で解く 生理学

Q0156 循環

出典:あマ指 第16回(2008) 問題35
問題
心電図のP波に対応するのはどれか。
選択肢
1 心房の収縮
2 心室の興奮開始
3 心室の収縮
4 心室の興奮消退
解答
正解1(心房の収縮)
解説
✓ 1. 正しい
心房の収縮
心電図のP波は心房の興奮(脱分極)に対応し、心房の収縮を反映する。P波は心房興奮、QRS群は心室興奮開始、T波は心室興奮消退の過程を表す。洞房結節に発生した興奮がまず心房筋を興奮させ、心電図上のP波が形成される。
✗ 2. 誤り
心室の興奮開始
心室の興奮開始(脱分極)に対応するのはQRS群である。
✗ 3. 誤り
心室の収縮
心室の収縮はQRS群以降の期間に生じるものであり、P波とは対応しない。
✗ 4. 誤り
心室の興奮消退
心室の興奮消退(再分極)に対応するのはT波である。
ポイント
  • P波→心房興奮、QRS群→心室興奮開始、T波→心室興奮消退(再分極)が心電図波形の基本対応である。
  • 覚え方のコツ: 「P(ぴー)は"P"atrium(心房)のP」と語頭で連想する。QRS→心室、T→回復と順番で覚える。
  • 関連知識: 心電図は興奮の伝導の異常、期外収縮などの不整脈、心筋虚血などの心臓の異常の診断に広く用いられている。。
  • よくある間違い: P波を「心室の興奮」と混同しやすい。P波は心房、QRS群が心室であることを明確に区別する。
比較表
波形 意味 持続時間
P波 心房の脱分極(興奮) 約0.08秒
QRS群 心室の脱分極(興奮) 約0.08秒
T波 心室の再分極(回復) --
PQ間隔 房室間の伝導時間 0.12〜0.20秒
解説画像
あマ指 第16回(2008) 問題35|心電図のP波に対応するのはどれか。 解説図
あマ指 第16回(2008) 問題35|心電図のP波に対応するのはどれか。
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで理由で解く 生理学
App Store入手