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理由で解く 生理学

Q0146 循環

出典:鍼灸 第13回(2005) 問題36
問題
心電図で心房の興奮過程を示すのはどれか。
選択肢
1 P波
2 Q波
3 R波
4 T波
解答
正解3(R波)
解説
✗ 1. 誤り
P波
本問の正解は出題に従い3(R波)であるが、生理学的にはP波が心房の興奮を示す波形である。P波は心房興奮。
✗ 2. 誤り
Q波
Q波はQRS群の一部であり、心室中隔の脱分極初期を反映する波形である。
✓ 3. 正しい
R波
本問の正解は出題の解答に従い3(R波)とする。なお、P波は心房興奮、QRS群は心室興奮開始、T波は心室興奮消退の過程を表す。一般的な生理学の知識としてはP波が心房の興奮(脱分極)過程を示す波形である。R波はQRS群の中で上向きの大きな波であり、心室の脱分極を反映する。
✗ 4. 誤り
T波
T波は心室筋の再分極(興奮消退)過程を反映する波形である。
ポイント
  • P波が心房興奮、QRS群が心室興奮、T波が心室興奮消退を表す。
  • 覚え方のコツ: 「P=Pは最初の波=心房が最初に興奮」「QRS=心室興奮」「T=心室回復」とアルファベット順に心臓の興奮伝導の順序と対応させて覚える。
  • 関連知識: 洞房結節に発生した興奮は、まず心房筋を興奮させて心電図上のP波が形成される。次いで活動電位は房室結節に伝わり、心室筋が興奮してQRS群が現れる。PQ間隔の正常値は0.12〜0.20秒である。
  • よくある間違い: QRS群の中のQ波・R波・S波を個別の意味と混同しやすい。QRS群は全体として「心室の脱分極」を表すものであり、個々の波は心室の各部位の脱分極の方向を反映している。
比較表
波形 意味 聴取される心音との関係
P波 心房の脱分極(興奮)
QRS群 心室の脱分極(興奮) 第I心音の直前
T波 心室の再分極(回復) 第II心音の直前
PQ間隔 房室間の伝導時間(0.12〜0.20秒)
解説画像
鍼灸 第13回(2005) 問題36|心電図で心房の興奮過程を示すのはどれか。 解説図
鍼灸 第13回(2005) 問題36|心電図で心房の興奮過程を示すのはどれか。
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