学習トップ理由で解く 生理学第1章 ▸ D. 体液の組成と働き / Q0058

理由で解く 生理学

Q0058 生理学の基礎

出典:鍼灸 第25回(2017) 問題27
問題
細胞外液中の陽イオンで最も多いのはどれか。
選択肢
1 カリウムイオン
2 カルシウムイオン
3 ナトリウムイオン
4 マグネシウムイオン
解答
正解3(ナトリウムイオン)
解説
✗ 1. 誤り
カリウムイオン
K⁺は細胞内液の主要陽イオンであり、細胞外液中では少量(約4mEq/L)しか存在しない。
✗ 2. 誤り
カルシウムイオン
Ca²⁺は細胞外液中に約5mEq/L存在するが、Na⁺と比べて大幅に少ない。
✓ 3. 正しい
ナトリウムイオン
細胞外液中の陽イオンで最も多いのはNa⁺(ナトリウムイオン)で、約140mEq/Lである。細胞外液では陽イオンとしてはNa⁺が約90%を占め。Na⁺は体液の浸透圧維持に重要な役割を果たす。一方、細胞内液では陽イオンとしてK⁺が主要成分を占める。
✗ 4. 誤り
マグネシウムイオン
Mg²⁺は細胞外液中の陽イオンの中で最も少量(約2mEq/L)である。
ポイント
  • 「外はNa⁺、内はK⁺」が体液イオン組成の最重要原則である
  • 覚え方のコツ: 「外(そと)Na(な)、内(うち)K(け)」→「外はNa、内はK」と対比で覚える
  • 関連知識: 細胞外液の陰イオンはCl⁻が大部分、細胞内液の陰イオンはHPO₄²⁻やタンパク質イオンが多い
  • よくある間違い: K⁺を細胞外液の主要陽イオンと誤答する。K⁺は細胞内液の主役である
比較表
体液区分 体重比 主要陽イオン 主要陰イオン
細胞内液 約40% K⁺ HPO₄²⁻、タンパク質
細胞外液(間質液) 約15% Na⁺ Cl⁻
細胞外液(血漿) 約5% Na⁺ Cl⁻、HCO₃⁻
解説画像
鍼灸 第25回(2017) 問題27|細胞外液中の陽イオンで最も多いのはどれか。 解説図
鍼灸 第25回(2017) 問題27|細胞外液中の陽イオンで最も多いのはどれか。
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