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理由で解く 生理学

Q0036 生理学の基礎

出典:あマ指 第15回(2007) 問題39
問題
ATPを構成している物質はどれか。
選択肢
1 アデニン
2 グアニン
3 チミン
4 シトシン
解答
正解1(アデニン)
解説
✓ 1. 正しい
アデニン
ATPはアデニン(プリン塩基)+リボース(五炭糖)+3つのリン酸基から構成される。アデニンとリボースが結合したものがアデノシンであり、これに三リン酸が結合してアデノシン三リン酸(ATP)となる。ATPに保存されたエネルギーは必要に応じて放出され、生体内のさまざまな活動に利用される。ATPは細胞活動の普遍的なエネルギー通貨である。
✗ 2. 誤り
グアニン
グアニンはプリン塩基の一種でGTPの構成成分であるが、ATPの構成成分ではない。
✗ 3. 誤り
チミン
チミンはピリミジン塩基の一種でDNAの構成塩基であるが、ATPの構成成分ではない。
✗ 4. 誤り
シトシン
シトシンはピリミジン塩基の一種でDNA・RNA両方の構成塩基であるが、ATPの構成成分ではない。
ポイント
  • ATPの「A」はアデノシン(アデニン+リボース)の頭文字であり、構成塩基はアデニンである。
  • 覚え方のコツ: 「ATP=A(アデニン)+T(トリ=3つの)+P(リン酸)」と分解して覚える。
  • 関連知識: ミトコンドリアでの内呼吸により1モルのグルコースから合計38モルのATPが産生される。
  • よくある間違い: DNAの塩基(A, G, T, C)とATPの構成塩基を混同しやすいが、ATPの「A」はアデニンのみである。
比較表
物質 構成要素 塩基の種類
ATP アデニン+リボース+リン酸×3 プリン塩基
GTP グアニン+リボース+リン酸×3 プリン塩基
DNA A・G・T・C+デオキシリボース+リン酸 プリン(A,G)・ピリミジン(T,C)
RNA A・G・U・C+リボース+リン酸 プリン(A,G)・ピリミジン(U,C)
解説画像
あマ指 第15回(2007) 問題39|ATPを構成している物質はどれか。 解説図
あマ指 第15回(2007) 問題39|ATPを構成している物質はどれか。
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