学習トップ理由で解く 生理学第1章 ▸ B. 細胞の構造と機能 / Q0022

理由で解く 生理学

Q0022 生理学の基礎

出典:あマ指 第9回(2001) 問題40
問題
コレステロールについて正しいのはどれか。
選択肢
1 単純脂質である。
2 細胞膜に含まれる。
3 膵臓で合成される。
4 皮下脂肪の主成分である。
解答
正解2(細胞膜に含まれる。)
解説
✗ 1. 誤り
単純脂質である。
コレステロールはステロイド骨格を持つ誘導脂質であり、単純脂質(トリグリセリドなど)ではない。
✓ 2. 正しい
細胞膜に含まれる。
コレステロールは細胞膜に含まれる。細胞膜はタンパク質と脂質(主にリン脂質)からなり、コレステロールはリン脂質二重層に組み込まれて膜の流動性と安定性を調節する重要な成分である。また、ステロイドホルモンや胆汁酸の原料としても重要である。
✗ 3. 誤り
膵臓で合成される。
コレステロールは主に肝臓で合成される。膵臓は消化酵素やインスリンの分泌を担う臓器である。
✗ 4. 誤り
皮下脂肪の主成分である。
皮下脂肪の主成分はトリグリセリド(中性脂肪)であり、コレステロールではない。
ポイント
  • コレステロールは細胞膜のリン脂質二重層に含まれ、膜の流動性を調節する誘導脂質である
  • 覚え方のコツ: 脂質の分類は「単純→中性脂肪、複合→リン脂質、誘導→コレステロール」と3つセットで記憶する
  • 関連知識: 細胞膜の構成=リン脂質二重層+膜タンパク質+コレステロール
  • よくある間違い: コレステロールを単純脂質と誤認する。単純脂質の代表はトリグリセリドである
比較表
脂質の分類 代表例 特徴
単純脂質 トリグリセリド(中性脂肪) エネルギー貯蔵、皮下脂肪の主成分
複合脂質 リン脂質 細胞膜の主成分(二重層を形成)
誘導脂質 コレステロール 膜の流動性調節、ホルモン原料
解説画像
あマ指 第9回(2001) 問題40|コレステロールについて正しいのはどれか。 解説図
あマ指 第9回(2001) 問題40|コレステロールについて正しいのはどれか。
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