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理由で解く 生理学

Q0005 生理学の基礎

出典:あマ指 第3回(1995) 問題39
問題
蛋白質の構成要素はどれか。
選択肢
1 グリコーゲン
2 ピルビン酸
3 グリセリン
4 アミノ酸
解答
正解4(アミノ酸)
解説
✗ 1. 誤り
グリコーゲン
グリコーゲンはグルコースが多数結合した多糖類(貯蔵型糖質)であり、タンパク質の構成要素ではない。
✗ 2. 誤り
ピルビン酸
ピルビン酸は解糖系の最終産物(中間代謝産物)であり、タンパク質の構成要素ではない。
✗ 3. 誤り
グリセリン
グリセリンは脂肪酸とともに脂肪(トリグリセリド)を構成する成分であり、タンパク質の構成要素ではない。
✓ 4. 正しい
アミノ酸
タンパク質はアミノ酸がペプチド結合によって鎖状に連結した高分子化合物である。生体のタンパク質は20種類のアミノ酸から構成される。アミノ酸の配列順序(一次構造)はDNAの遺伝情報に基づき、mRNAへの転写とリボソーム上での翻訳を経て決定される。tRNAが細胞質内から必要なアミノ酸をリボソーム上へ運び、指令通りのタンパク質が合成される。
ポイント
  • タンパク質の構成要素はアミノ酸であり、ペプチド結合で連結される。
  • 覚え方のコツ: 「糖質=単糖(グルコース)」「脂質=脂肪酸+グリセリン」「タンパク質=アミノ酸」と三大栄養素の構成単位をセットで覚える。
  • 関連知識: タンパク質合成の流れはDNA→(転写)→mRNA→(翻訳)→タンパク質であり、粗面小胞体上のリボソームが合成の場となる。
  • よくある間違い: グリコーゲンやピルビン酸は糖質代謝に関連する物質であり、タンパク質とは無関係である。三大栄養素(糖質・脂質・タンパク質)の構成要素を混同しないこと。
比較表
三大栄養素 構成単位 結合様式
糖質 単糖(グルコースなど) グリコシド結合
脂質 脂肪酸+グリセリン エステル結合
タンパク質 アミノ酸 ペプチド結合
解説画像
あマ指 第3回(1995) 問題39|蛋白質の構成要素はどれか。 解説図
あマ指 第3回(1995) 問題39|蛋白質の構成要素はどれか。
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