学習トップ理由で解く 作業療法士第15章 ▸ 一般 / QO61P030

理由で解く 作業療法士

QO61P030 臨床実習

出典:第61回作業療法士国家試験(2026)午後 問30
問題
OSCE〈客観的臨床能力試験〉で正しいのはどれか。
選択肢
1 技能の到達度を評価する。
2 知識量の多さが重視される。
3 筆記試験の代替として実施される。
4 模擬患者への実施結果の提示は省略できる。
5 実施する内容は事前に模擬患者に説明しない。
解答
正解1(技能の到達度を評価する。)
解説

OSCEは模擬患者などを用い、あらかじめ定めた評価表に基づいて臨床技能・態度の到達度を客観的に評価する試験である。

OSCE(Objective Structured Clinical Examination:客観的臨床能力試験)は、複数のステーションを回りながら、面接・診察・検査・手技などの臨床技能や態度を、標準化された評価表(チェックリスト)に基づいて客観的に評価する実技試験である。したがって「技能の到達度を評価する」が正しい。知識量そのものを問う筆記試験とは目的が異なり、知識を評価する筆記試験と相補的に用いられるもので代替ではない。模擬患者(標準模擬患者)を用いる場合は、演じる症例・状況を事前に説明・訓練しておく必要があり、実施結果は評価者間で共有・フィードバックすることが質保証に不可欠である。

✓ 1. 正しい
技能の到達度を評価する。
標準化された評価表で臨床技能・態度の到達度を客観的に評価する
✗ 2. 誤り
知識量の多さが重視される。
知識量は筆記試験の領分で、OSCEは技能・態度を評価する
✗ 3. 誤り
筆記試験の代替として実施される。
筆記試験と目的が異なり相補的で代替ではない
✗ 4. 誤り
模擬患者への実施結果の提示は省略できる。
結果の共有・フィードバックは質保証に必要で省略しない
✗ 5. 誤り
実施する内容は事前に模擬患者に説明しない。
模擬患者には症例・状況を事前に説明・訓練する
ポイント
  • OSCE=標準化された評価表で臨床技能・態度を客観評価
  • 筆記試験(知識)とは目的が異なり相補的
  • 模擬患者は事前に訓練、結果はフィードバックする
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