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理由で解く 作業療法士

QO61P029 基礎作業療法学

出典:第61回作業療法士国家試験(2026)午後 問29
問題
糖尿病性低血糖の自律神経症状はどれか。
選択肢
1 動悸
2 けいれん
3 意識障害
4 異常行動
5 集中力減退
解答
正解1(動悸)
解説

低血糖の自律神経(交感神経)症状は動悸・発汗・振戦・不安などで、動悸がこれに該当する。

低血糖症状は、血糖低下に対し交感神経が反応して起こる自律神経症状(警告症状)と、脳へのブドウ糖供給不足による中枢神経症状(神経低糖症状)に分けられる。血糖がおよそ70mg/dL以下に下がると、まず交感神経刺激により動悸・発汗・振戦・冷汗・不安・空腹感などの自律神経症状が出現する。したがって動悸が正答である。さらに血糖が50mg/dL程度以下に低下すると、集中力低下・眠気・異常行動・けいれん・意識障害・昏睡といった中枢神経症状が現れる。自律神経症状は早期の警告サインであり、この段階で糖分を補給することが重症化予防に重要である。

✓ 1. 正しい
動悸
交感神経刺激による自律神経(警告)症状
✗ 2. 誤り
けいれん
高度低血糖による中枢神経症状
✗ 3. 誤り
意識障害
脳のブドウ糖不足による中枢神経症状
✗ 4. 誤り
異常行動
中枢神経症状(神経低糖症状)
✗ 5. 誤り
集中力減退
中枢神経症状(神経低糖症状)
ポイント
  • 低血糖の自律神経症状=動悸・発汗・振戦・不安(早期警告)
  • 中枢神経症状=集中力低下・異常行動・けいれん・意識障害
  • 自律神経症状の段階で糖分補給が重要
比較表
低血糖症状の分類
分類主な症状
自律神経症状(警告)動悸・発汗・振戦・冷汗・不安・空腹感
中枢神経症状集中力低下・眠気・異常行動・けいれん・意識障害
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