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理由で解く 作業療法士

QO61A099 生理学

出典:第61回作業療法士国家試験(2026)午前 問99
問題
健常成人の脳波で、安静閉眼時の基礎律動はどれか。
選択肢
1 α波
2 β波
3 γ波
4 δ波
5 θ波
解答
正解1(α波)
解説

健常成人の安静・覚醒・閉眼時の基礎律動はα波(8〜13Hz)。後頭部優位で開眼により抑制(α-blocking)される。

脳波は周波数によりδ(〜4Hz)・θ(4〜8Hz)・α(8〜13Hz)・β(13〜30Hz)・γ(30Hz超)に分けられる。健常成人が安静・覚醒し閉眼した状態での基礎律動はα波で、後頭部優位に出現する。開眼や暗算などの精神活動で抑制され速波(β波)に移行する(α-blocking、α減衰反応)。β波は覚醒・緊張時、θ・δ波は睡眠時や小児、あるいは異常時に出現する。したがって安静閉眼時の基礎律動はα波が正しい。

✓ 1. 正しい
α波
8〜13Hz、後頭部優位。安静・覚醒・閉眼時の基礎律動で開眼により抑制される
✗ 2. 誤り
β波
13〜30Hz。覚醒・緊張・精神活動時に出現する速波で基礎律動ではない
✗ 3. 誤り
γ波
30Hz超の高周波で高次認知活動に関連。基礎律動ではない
✗ 4. 誤り
δ波
4Hz未満の徐波。深睡眠や病的状態で出現し覚醒安静時ではない
✗ 5. 誤り
θ波
4〜8Hz。まどろみ・睡眠移行期や小児に多く、成人安静覚醒時の基礎律動ではない
ポイント
  • 安静閉眼・覚醒時の基礎律動=α波(8〜13Hz)
  • 後頭部優位、開眼でα-blocking
  • β=覚醒緊張、θ・δ=睡眠/徐波
比較表
脳波の周波数帯と状態
周波数状態
δ波〜4Hz深睡眠・病的
θ波4〜8Hz傾眠・移行期
α波8〜13Hz安静覚醒閉眼(基礎律動)
β波13〜30Hz覚醒・緊張
γ波30Hz超高次認知活動
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