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理由で解く 作業療法士

QO60P027 作業療法治療学

出典:第60回作業療法士国家試験(2025)午後 問27
問題
MTDLPでインテーク面接が終了し、対象者の望む生活の把握ができた。次の段階で用いるのはどれか。
選択肢
1 生活行為申し送り表
2 生活行為課題分析シート
3 生活行為聞き取りシート
4 興味・関心チェックシート
5 生活行為向上マネジメントシート
解答
正解2(生活行為課題分析シート)、5(生活行為向上マネジメントシート)
解説

望む生活を把握した後は、その課題を分析するアセスメント段階。課題分析シートと、全体をまとめる向上マネジメントシートを用いる。

MTDLP(生活行為向上マネジメント)は、①興味・関心チェックシートや聞き取りで望む生活(合意目標)を把握し、②その生活行為ができない要因を心身機能・活動・環境の面から分析(アセスメント)し、③プランを立てて実行・評価する流れをとる。インテーク面接で望む生活が把握できた次の段階はアセスメントであり、要因を掘り下げる『生活行為課題分析シート』と、目標から評価までの全体を記載・整理する中核帳票『生活行為向上マネジメントシート』を用いる。

✗ 1. 誤り
生活行為申し送り表
他機関・他職種への引き継ぎ(終結・連携)に用いる帳票で、次段階のものではない
✓ 2. 正しい
生活行為課題分析シート
望む生活ができない要因を分析するアセスメントの帳票で、次段階に用いる
✗ 3. 誤り
生活行為聞き取りシート
望む生活を把握する初期の聞き取りで用いるもので、すでに終えた段階にあたる
✗ 4. 誤り
興味・関心チェックシート
本人の興味・関心から目標を引き出す初期段階のツールで、すでに終えた段階
✓ 5. 正しい
生活行為向上マネジメントシート
目標設定からアセスメント・プラン・評価まで全体を記載する中核帳票で、次段階以降で用いる
ポイント
  • MTDLPの流れ:望む生活の把握→アセスメント→プラン→実行・評価
  • アセスメント段階=生活行為課題分析シート
  • 生活行為向上マネジメントシートは全体を統括する中核帳票
  • 聞き取り・興味関心チェックは把握段階のツール
比較表
MTDLPの主な帳票と段階
帳票用いる段階
興味・関心チェックシート望む生活の把握(初期)
生活行為聞き取りシート望む生活の把握(初期)
生活行為課題分析シートアセスメント
生活行為向上マネジメントシート目標〜評価の全体統括
生活行為申し送り表連携・引き継ぎ
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