学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第12章 ▸ 実地 / QO60P005
理由で解く 作業療法士
患者は『手をしっかり使うほど良い』という誤った認識をもつ。関節に負担をかけ変形を進める行動を正すため、関節保護指導が最優先。
ステージⅢで尺側偏位・動揺性・スワンネック変形があり、関節構造がすでに脆弱化している。この患者は『しっかり手を使わないと変形が進む』と誤解しており、このまま過用を続ければ関節への機械的負担で変形が助長される危険が高い。したがって、変形を進める誤った行動を是正し、関節に負担の少ない動作方法・道具の使い方を教える関節保護指導が最優先となる。誤認識の修正は他の個別介入(スプリント等)より上位の教育的優先課題である。
| 原則 | 具体例 |
|---|---|
| 大きな関節で荷重を受ける | 手指でなく前腕・体幹を使う |
| 変形を助長する方向を避ける | 尺側偏位を強める把持を避ける |
| 過用・持続把持を避ける | 自助具活用、こまめに休む |
| 疼痛を目安に活動調整 | 痛みが出る動作は中止・工夫 |
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