学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第12章 ▸ 実地 / QO60A003
理由で解く 作業療法士
机上ワイピングは前方リーチ(肘伸展)と肩甲帯前方突出を引き出す課題。Brunnstrom上肢IVで芽生える分離運動を促通する。
ワイピング(布で机を拭く前後動作)は、上肢を前方へ伸ばす際に肘の屈伸を共同運動から切り離す「肘の分離運動」と、肩甲骨を前方へ滑らせる「肩甲帯の前方突出(プロトラクション)」を反復して促通する課題である。Brunnstrom上肢ステージIVは分離運動が一部可能になり始めた段階で、この課題は共同運動パターンからの脱却を狙うのに適する。手指ステージIII・感覚鈍麻の段階であり、握力・巧緻性の改善や手背の感覚改善を主目的とする課題ではない。
| ステージ | 特徴 |
|---|---|
| I-II | 弛緩〜連合反応 |
| III | 共同運動が随意的に出現 |
| IV | 共同運動から分離した運動が一部可能 |
| V-VI | 分離運動が進み巧緻動作が可能に |
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