学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第11章 ▸ 実地 / QO60A001
理由で解く 作業療法士

図問題は「運動方向→基本軸→移動軸→測定肢位」の順に規定と突き合わせる。手関節の移動軸(橈屈・尺屈=第3中手骨)と股回旋の測定肢位(背臥位)が定番のひっかけ。
肩甲帯屈曲は基本軸が両側の肩峰を結ぶ線、移動軸が頭頂と肩峰を結ぶ線で、図はこの軸設定どおりに描かれている。足背屈は基本軸が矢状面における腓骨長軸への垂直線、移動軸が足底面で、図も規定に一致する。よって正答は1と5である。肩水平屈曲の基本軸は肩峰を通る矢状面への垂直線、移動軸は上腕骨で、肩関節90度外転位で測るが、図の基本軸は両側の肩峰を結ぶ線になっている。手尺屈の基本軸は前腕の中央線、移動軸は第3中手骨で、前腕回内位で行うが、図は基本軸・移動軸とも示指(第2中手骨)に沿って引かれている。股外旋の基本軸は膝蓋骨より下ろした垂直線、移動軸は下腿中央線で、背臥位で股関節・膝関節を90度屈曲して行うと規定されているが、図は座位で測定している。軸の名称が似ていても運動方向ごとに別物なので、基本軸・移動軸と測定肢位はセットで覚えておきたい。
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| 基本軸 | 固定側(近位骨の長軸等)を基準にした軸 |
| 移動軸 | 運動側(遠位骨の長軸等)を基準にした軸 |
| 軸心 | 関節の運動中心に合わせるゴニオメータの中心 |
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