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理由で解く 作業療法士

QO59P047 地域作業療法学

出典:第59回作業療法士国家試験(2024)午後 問47
問題
ACTの説明で正しいのはどれか。
選択肢
1 軽度の精神障害を持つ人が対象である。
2 ケアマネジメントの手法を用いる。
3 主たる目標は症状軽減である。
4 訪問作業療法の一形態である。
5 夜間の対応は行わない。
解答
正解2(ケアマネジメントの手法を用いる。)
解説

ACTは重度精神障害者を対象に、多職種チームがケアマネジメント手法を用いて24時間体制で地域生活を包括的に支援するモデル。

ACT(Assertive Community Treatment:包括型地域生活支援プログラム)は、入退院を繰り返す重度で慢性の精神障害者を対象とし、医師・看護師・作業療法士・精神保健福祉士など多職種チームが、訪問(アウトリーチ)を中心にケアマネジメントの手法で生活・就労・服薬・危機介入まで包括的に支援する。24時間365日対応が原則で夜間対応も行う。主たる目標は症状軽減そのものではなく、地域での生活の維持・リカバリー(QOL向上・社会参加)である。作業療法もチームの一員として関与するが、ACT自体は訪問作業療法の一形態ではなく多職種チーム医療の枠組みである。

✗ 1. 誤り
軽度の精神障害を持つ人が対象である。
重度で入退院を繰り返す慢性精神障害者が対象
✓ 2. 正しい
ケアマネジメントの手法を用いる。
多職種チームがケアマネジメントで支援する
✗ 3. 誤り
主たる目標は症状軽減である。
目標は地域生活の維持・リカバリー
✗ 4. 誤り
訪問作業療法の一形態である。
多職種チームによる包括支援モデルで作業療法単独ではない
✗ 5. 誤り
夜間の対応は行わない。
24時間対応が原則で夜間も対応する
ポイント
  • ACT=重度精神障害者への包括的地域支援
  • 多職種チーム・アウトリーチ・24時間対応
  • ケアマネジメント手法/目標は地域生活維持
比較表
ACTの特徴
項目内容
対象重度・慢性の精神障害者
体制多職種チーム・24時間対応
方法アウトリーチ/ケアマネジメント
目標地域生活の維持・リカバリー
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