学習トップ理由で解く 作業療法士第13章 ▸ 一般 / QO59A048

理由で解く 作業療法士

QO59A048 地域作業療法学

出典:第59回作業療法士国家試験(2024)午前 問48
問題
心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律〈心神喪失者等医療観察法〉で継続的に関与するケアマネージャーの役割を担うのはどれか。
選択肢
1 鑑定医
2 検察官
3 裁判官
4 社会復帰調整官
5 精神保健参与員
解答
正解4(社会復帰調整官)
解説

医療観察法で対象者に継続的に関与しケアをコーディネートするのは、保護観察所に配置された社会復帰調整官。

医療観察法では、重大な他害行為を行った心神喪失・耗弱者に対し、審判・入院・通院を通じて医療と社会復帰支援が行われる。この一連の過程で対象者に継続的に関与し、生活環境の調査・調整、関係機関の連携調整、退院後の精神保健観察といったケアマネジメント(ケアコーディネート)を担うのが、保護観察所に配置される社会復帰調整官である。したがって選択肢4が正しい。鑑定医は責任能力や病状の鑑定、検察官は審判の申立て、裁判官は精神保健審判員とともに合議体を構成し処遇を決定、精神保健参与員は審判で精神保健福祉の観点から意見を述べる立場であり、いずれも継続的なケアマネジメントの役割ではない。

✗ 1. 誤り
鑑定医
責任能力・病状の鑑定を行う
✗ 2. 誤り
検察官
審判の申立てを行う
✗ 3. 誤り
裁判官
精神保健審判員と合議体を構成し処遇を決定
✓ 4. 正しい
社会復帰調整官
生活環境調整・精神保健観察などケアマネジメントを担う
✗ 5. 誤り
精神保健参与員
審判で精神保健福祉の観点から意見を述べる
ポイント
  • 社会復帰調整官=保護観察所に所属
  • 生活環境の調査・調整、精神保健観察を担当
  • 対象者に継続関与しケアをコーディネート
比較表
医療観察法の関係者の役割
職種役割
鑑定医責任能力・病状の鑑定
検察官審判の申立て
裁判官合議体で処遇決定
社会復帰調整官生活環境調整・精神保健観察(ケアコーディネート)
精神保健参与員審判での意見陳述
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