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理由で解く 作業療法士

QO59A027 作業療法評価学

出典:第59回作業療法士国家試験(2024)午前 問27
問題
高次脳機能検査の一部を図に示す。このような図版が含まれるのはどれか。
図
選択肢
1 BADS
2 BIT
3 FAB
4 SLTA
5 WAIS-Ⅳ
解答
正解1(BADS)
解説

遂行機能障害を評価するBADSには、動物園地図検査など計画的行動を要する図版課題が含まれる。

BADS(遂行機能障害症候群の行動評価)は前頭葉性の遂行機能(計画・実行・修正)を日常場面に近い課題で評価する検査で、動物園地図検査や鍵探し検査など、地図上でルートを計画させる図版課題を含む。示された図版はこうした計画立案を要する課題であり、BADSに含まれる。他の検査は評価領域や図版の性質が異なる。

✓ 1. 正しい
BADS
遂行機能検査で動物園地図など計画課題の図版を含む
✗ 2. 誤り
BIT
半側空間無視の検査で線分抹消・模写など無視検出用の図版であり本問の図とは目的が異なる
✗ 3. 誤り
FAB
前頭葉機能簡易評価で運動系列など動作課題が中心、専用図版検査ではない
✗ 4. 誤り
SLTA
標準失語症検査で言語機能を評価する検査
✗ 5. 誤り
WAIS-Ⅳ
知能検査で本問の遂行機能図版とは体系が異なる
ポイント
  • BADS=遂行機能(計画・実行)の行動評価
  • 動物園地図・鍵探しなどの図版課題
  • BITは半側空間無視の評価
  • SLTAは失語症、WAISは知能
比較表
高次脳機能検査と評価領域
検査主な評価領域
BADS遂行機能(計画・問題解決)
BIT半側空間無視
FAB前頭葉機能(簡易)
SLTA失語症(言語)
WAIS-IV全般的知能
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