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理由で解く 作業療法士

手をついて転倒した高齢者で、橈骨遠位端骨折の遠位骨片が背側転位(側面像でフォーク状変形)していればColles骨折。
画像は左手関節・前腕遠位部の単純エックス線2方向像で、橈骨遠位端(骨幹端部)に骨折を認める。側面像では遠位骨片が背側へ転位・傾斜し、いわゆるフォーク状変形(dinner fork deformity)を呈しており、これはColles骨折の典型像である。Colles骨折は手をついて転倒(FOOSH)した際に生じる橈骨遠位端骨折で、遠位骨片が背側転位するのが特徴。高齢者に多く、本症例(60歳男性、作業中に転倒し手をついて受傷)の臨床経過とも合致する。一方、Bennett骨折・Roland骨折は第1中手骨基部、Boxer's骨折は第5中手骨頸部の骨折であり、画像上これらの中手骨は正常で否定される。Barton骨折は橈骨遠位端関節内骨折に手根骨亜脱臼を伴う型だが、明瞭な橈骨手根関節の亜脱臼像は認めない。したがって診断はColles骨折。
| 骨折名 | 部位・特徴 |
|---|---|
| Colles | 橈骨遠位端・背側転位(フォーク状変形) |
| Smith | 橈骨遠位端・掌側転位(逆Colles) |
| Barton | 橈骨遠位端の関節内骨折脱臼 |
| Bennett | 第1中手骨基部の関節内骨折脱臼 |
| Rolando | 第1中手骨基部の粉砕関節内骨折 |
| Boxer's | 第5中手骨頸部骨折(殴打) |
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