学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第4章 ▸ 一般 / QO58P085
理由で解く 作業療法士
肺胞気−動脈血酸素分圧較差(A-aDO2)は換気血流不均衡やシャントを反映し、換気血流不均衡型のI型呼吸不全で増加、純粋な肺胞低換気によるII型では正常に保たれる。
呼吸不全はPaO2 60Torr以下で定義され、PaCO2が45Torr以下ならI型、45Torrを超えて上昇するとII型に分類される。A-aDO2(肺胞気酸素分圧と動脈血酸素分圧の差)はガス交換効率の指標で、換気血流比不均衡・拡散障害・シャントで開大する。I型呼吸不全(間質性肺炎、肺塞栓、ARDS等)はこれらの機序でA-aDO2が増加する。一方、肺胞低換気のみが原因のII型呼吸不全(神経筋疾患、呼吸中枢抑制等)ではガス交換の場である肺胞自体は正常で、A-aDO2は正常に保たれる。この鑑別点が本問の要点である。
| 項目 | I型 | II型 |
|---|---|---|
| PaO2 | 低下(<60Torr) | 低下(<60Torr) |
| PaCO2 | 正常〜低下(≦45Torr) | 上昇(>45Torr) |
| A-aDO2 | 開大(増加) | 正常(肺胞低換気型) |
| 主な機序 | 換気血流不均衡・拡散障害・シャント | 肺胞低換気 |
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