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理由で解く 作業療法士

QO58P022 作業療法評価学

出典:第58回作業療法士国家試験(2023)午後 問22
問題
FAIの項目で正しいのはどれか。2つ選べ。
選択肢
1 階段昇降
2 銀行貯金の出し入れ
3 交通手段の利用
4 請求書の支払い
5 庭仕事
解答
正解3(交通手段の利用)、5(庭仕事)
解説

FAI(Frenchay Activities Index)は脳卒中者などの手段的日常生活活動(IADL)・社会生活活動を評価する15項目。交通手段の利用と庭仕事が含まれる。

FAIは実際に行っている応用的・社会的活動(家事、外出、趣味、仕事など)の頻度を過去数か月にわたり評価するIADL尺度で、全15項目からなる。項目には食事の準備・後片付け、洗濯、掃除、力仕事の家事、買い物、外出(社会活動)、屋外歩行、趣味、公共交通機関の利用や自動車運転、旅行、庭仕事、家や車の手入れ、読書、勤労が含まれる。選択肢のうち「交通手段(公共交通機関)の利用」と「庭仕事」がFAI項目に該当する。階段昇降は基本的移動能力でFAIの構成項目ではなく、銀行預金の出し入れや請求書の支払いといった金銭管理はLawton尺度などに含まれるがFAIには金銭管理項目がない。

✗ 1. 誤り
階段昇降
基本的移動能力でありFAIの項目ではない
✗ 2. 誤り
銀行貯金の出し入れ
金銭管理はLawton等の項目でFAIには含まれない
✓ 3. 正しい
交通手段の利用
公共交通機関の利用としてFAI項目に含まれる
✗ 4. 誤り
請求書の支払い
金銭管理でFAIには含まれない
✓ 5. 正しい
庭仕事
FAIの項目(gardening)に該当する
ポイント
  • FAI=Frenchay Activities Index、IADL・社会生活活動の15項目
  • 頻度で評価する応用的活動尺度
  • 金銭管理・階段昇降はFAI項目でない
比較表
代表的なADL/IADL評価尺度
尺度評価対象
FIM・BI基本的ADL(食事・移動・排泄など)
FAI応用・社会生活活動(家事・外出・趣味・仕事)15項目
Lawton IADL電話・買い物・金銭管理・服薬管理など8項目
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