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理由で解く 作業療法士
SF-36は疾患を問わず用いられる包括的な健康関連QOL尺度で、統合失調症患者のQOL測定にも使用できる。
健康関連QOL(HRQOL)は身体・心理・社会的側面を含む主観的な生活の質を測る指標で、SF-36(MOS 36-Item Short-Form Health Survey)は身体機能・日常役割・活力・心の健康など8下位尺度からなる代表的な包括的尺度である。疾患横断的に使えるため統合失調症患者のQOL測定にも用いられる。他は目的が異なり、BPRSは精神症状の重症度評価、NEO-PI-Rはパーソナリティ(5因子)評価、RDQは腰痛による生活障害度、SFSは社会生活機能の評価尺度で、いずれも包括的HRQOL尺度ではない。よって答えはSF-36。
SF-36の8下位尺度は、身体機能・日常役割機能(身体)・体の痛み・全体的健康感・活力・社会生活機能・日常役割機能(精神)・心の健康である。身体面だけでなく痛み・活力・対人面・精神面まで含むため、統合失調症のように精神症状が主体の疾患でも同じ物差しで健康関連QOLを測れる。健康関連QOL尺度は、疾患を問わず使える汎用(包括)尺度であるSF-36やEQ-5Dと、特定の疾患に的を絞った疾患特異的尺度であるRDQ(腰痛)・PDQ-39(Parkinson病)・AIMS(関節リウマチ)などに大別して整理しておくとよい。
| 尺度 | 測定対象 |
|---|---|
| SF-36 | 包括的健康関連QOL |
| BPRS | 精神症状の重症度 |
| SFS | 社会生活機能 |
| RDQ | 腰痛によるADL障害 |
| NEO-PI-R | パーソナリティ(5因子) |
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