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理由で解く 作業療法士

QO56P085 人間発達学

出典:第56回作業療法士国家試験(2021)午後 問85
問題
中脳が中枢となるのはどれか。
選択肢
1 Moro反射
2 Galant反射
3 Landau反応
4 陽性支持反射
5 非対称性緊張性頸反射
解答
正解3(Landau反応)
解説

立ち直り反応であるLandau反応は中脳レベルが中枢。原始反射(Moro・Galant・ATNR等)は脊髄〜脳幹レベルが中枢。

反射・反応は成熟の階層で中枢レベルが異なる。脊髄・延髄(脳幹)レベルの原始反射(Moro反射、Galant反射、陽性支持反射、非対称性緊張性頸反射など)に対し、中脳レベルでは立ち直り反応(righting reaction)が統合される。Landau反応は腹臥位で体幹・頸・四肢を伸展させる立ち直り反応の一種で、中脳が中枢である。皮質レベルになると平衡反応(傾斜反応など)が出現する。発達で原始反射が消退し立ち直り反応・平衡反応が発現する順序を押さえるのが要点。

✗ 1. 誤り
Moro反射
脊髄〜脳幹レベルの原始反射
✗ 2. 誤り
Galant反射
脊髄レベルの原始反射
✓ 3. 正しい
Landau反応
中脳レベルの立ち直り反応で中枢は中脳
✗ 4. 誤り
陽性支持反射
脳幹(延髄・橋)レベルの反射
✗ 5. 誤り
非対称性緊張性頸反射
非対称性緊張性頸反射(ATNR):脳幹レベルの緊張性反射
ポイント
  • 中脳=立ち直り反応(Landau)
  • 脊髄/脳幹=原始反射
  • 大脳皮質=平衡反応
比較表
反射・反応の中枢レベル
レベル反射・反応
脊髄Galant・屈曲逃避・交叉性伸展
脳幹Moro・ATNR・陽性支持反射・緊張性迷路反射
中脳立ち直り反応(Landau等)
大脳皮質平衡反応(傾斜・保護伸展)
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