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理由で解く 作業療法士
心筋は伸展に対する受動的な張力(静止張力)が骨格筋より大きく、過伸展しにくい。選択肢4が正しい。
心筋は間質の結合組織やタイチンなどの弾性要素に富み、同じ長さまで伸ばしたときに生じる受動張力が骨格筋より大きい。そのため拡張期に心室が伸びすぎることがなく、Frank-Starlingの法則が成り立つ長さの範囲に収まる。心筋は明瞭な横紋をもつ横紋筋であり、不随意である点は平滑筋と共通するが平滑筋ではない。心筋も1回の興奮に対して単収縮を生じる。ただし活動電位と不応期が長いため収縮が加重せず、強縮に至らないのが骨格筋との違いである。心筋細胞の境界である介在板にはギャップ結合があり、興奮が細胞間を直接伝わることで機能的合胞体として一斉に収縮する。心室筋の活動電位持続時間はプラトー相を含めて約200〜300msecであり、約5msecは骨格筋の活動電位に近い値で心筋には当てはまらない。
| 項目 | 心筋 | 骨格筋 |
|---|---|---|
| 横紋 | あり | あり |
| 静止張力 | 大きい | 小さい |
| ギャップ結合 | あり(介在板) | なし |
| 活動電位持続 | 約200〜300ms | 約1〜数ms |
| 強縮 | 起こしにくい | 起こす |
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