学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第11章 ▸ 一般 / QO56P039
理由で解く 作業療法士
『何度も同じことを繰り返し聞く』=近時記憶障害で、海馬を含む内側側頭葉の障害。症状と責任病巣を正しく対応させる。
各症状の背景にある高次脳機能障害と、その責任病巣(脳葉)を結び付ける問題。『何度も同じことを繰り返し聞く』は新しい出来事を保持できない近時記憶障害であり、記憶の中枢である海馬を含む内側側頭葉の障害で生じるため、側頭葉との組合せが正しい。他は責任病巣が入れ替わっており、半側空間無視や道順障害は頭頂葉、遂行機能障害は前頭葉、皮質盲を否認するAnton症候群は後頭葉が関与する。
| 症状 | 高次脳機能障害 | 主な責任病巣 |
|---|---|---|
| 左側を剃り残す | 半側空間無視 | 右頭頂葉 |
| 新しい道順を覚えられない | 地誌的(道順)障害 | 頭頂葉・海馬/後部帯状回 |
| 繰り返し同じことを聞く | 近時記憶障害 | 内側側頭葉(海馬) |
| 順序立てて実行できない | 遂行機能障害 | 前頭葉(前頭前野) |
| 見えないのに見えるように振る舞う | Anton症候群(皮質盲否認) | 両側後頭葉 |
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