学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第12章 ▸ 実地 / QO56P015
理由で解く 作業療法士
視線が合わない・場の空気が読めない・変化や音への過敏さは自閉スペクトラム症(ASD)の特徴。中核症状は社会的コミュニケーション障害と限局した興味・常同的行動(こだわり)。
本例は視線が合いにくい、場の空気が読めない(社会的相互作用の障害)、急な予定変更や大きな音でパニック(変化への抵抗・感覚過敏)、限られた対象への没頭というASDの中核像を示す。DSM-5でASDは「社会的コミュニケーションの障害」と「限定的・反復的な行動様式(こだわり・常同性・感覚の異常)」で定義され、本人にみられやすいのは『特定の物事にこだわる』である。手先の不器用さ(発達性協調運動症の併存)はあり得るが器用とは限らず、限局性学習症の学習困難や場面緘黙、身振りの多用はASDの中核像ではない。
| 障害 | 中核特徴 |
|---|---|
| ASD | 社会性障害・こだわり・感覚過敏 |
| ADHD | 不注意・多動・衝動性 |
| SLD | 特定領域(読み書き計算)の学習困難 |
| 場面緘黙 | 特定場面での発語困難 |
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