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理由で解く 作業療法士
心原性脳塞栓は左心系で生じた血栓・疣贅が体循環に飛んで脳動脈を閉塞する。三尖弁は右心系にあり、その血栓は肺塞栓の原因となるため脳塞栓の原因としては誤り。
心原性脳塞栓症は、左心系(左房・左室)や弁で形成された血栓・疣贅、あるいは右左シャントを介した奇異性塞栓が体循環に流出し、脳動脈を閉塞して発症する。慢性心房細動は左房内血栓を生じる最も多い原因、拡張型心筋症は左室内血栓、感染性心内膜炎は弁の疣贅塞栓、卵円孔開存は静脈系血栓が右左シャントを経て脳へ至る奇異性塞栓の原因となる。一方、三尖弁狭窄症は右心系の弁疾患で、右心系にできた血栓は肺循環へ流れて肺塞栓の原因にはなるが、右左シャントがなければ体循環(脳)には至らない。したがって心原性脳塞栓の原因として誤っているのは三尖弁狭窄症である。
| 塞栓源 | 塞栓の行き先 |
|---|---|
| 左房(心房細動)・左室(心筋症)・左心弁 | 脳など体循環 |
| 右心系(三尖弁・下肢静脈) | 肺(肺塞栓) |
| 静脈血栓+卵円孔開存 | 奇異性塞栓で脳へ |
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