学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第12章 ▸ 実地 / QO56A018
理由で解く 作業療法士
自傷・過量服薬・対人操作を伴う境界性パーソナリティ障害。スタッフ間の対応のばらつき(スプリッティング)を防ぐため、チームで一貫した対応を保つことが重要。
リストカット・過量服薬・易怒性・対人関係の不安定さは境界性パーソナリティ障害を示唆する。この障害では、対人操作や理想化とこき下ろし(スプリッティング)により、スタッフ間で対応が割れて治療構造が乱れやすい。そのため、あらかじめ枠組みを共有し、チーム全体で統一・一貫した対応を保つことが最も重要である。個々のスタッフがその場の希望に臨機応変に応じたり、過度に距離を縮めたりすると、依存や操作を助長し行動化を強める。安易な転職の助言や、直ちに入院を依頼する対応は現時点では不適切で、外来で一貫した支持的枠組みを維持することが適切。
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