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理由で解く 作業療法士

BrunnstromステージIVは痙縮がやや弱まり、共同運動から外れた分離運動が一部できる時期。上肢は手を腰の後ろへ回す・肘伸展位での前方水平挙上・肘90°屈曲位での前腕回内外まで、手指は横つまみまでができる。頭上への挙上や指尖つまみはステージV以上を要する。
Brunnstrom回復ステージIVは、ピークを過ぎた痙縮がやや弱まり、共同運動パターンから外れた分離運動が部分的に出せるようになる段階である。上肢では手を腰の後ろへ回す、肘を伸ばしたまま上肢を前方へ水平に挙げる、肘90°屈曲位で前腕を回内外する、までが目安で、手指は横つまみ(側方つまみ)ができ、指を離すのはわずかにできる程度である。頭上まで挙上する、指尖つまみ(対向つまみ)で細かいものをつまむ、といった課題はステージV以上を要するため、この時期には成功体験につながらない。したがって椅子座位での上肢課題は、肩の挙上を求めず机上の高さで行えるリーチ、粗大な把持、健側の介助を利用した両手動作を組み合わせるのが妥当である。
| ステージ | 上肢の状態 |
|---|---|
| II | 連合反応・共同運動が出現し始める |
| III | 痙縮最強・共同運動が随意的に可能 |
| IV | 共同運動から外れた分離運動が一部可能 |
| V | 分離運動が進み痙縮が減少 |
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