学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第12章 ▸ 実地 / QO56A007
理由で解く 作業療法士
後方アプローチ後の脱臼肢位は『屈曲・内転・内旋』。この複合を避ける指導が正しく、床のものを拾う際は術側を後方に引く(非術側を前に出す)。
後方アプローチによる人工股関節全置換術後は、股関節の過屈曲・内転・内旋(特にその複合)で後方脱臼を起こしやすい。床のものを拾うときに非術側の足を前に出して術側を後方へ引けば、術側股関節の過屈曲を避けられ安全であり、選択肢4が正しい。和式トイレのしゃがみ込み、足を組む動作、低い椅子はいずれも股関節の過屈曲や内転・内旋を招き脱臼肢位となるため避ける。靴にかかとを入れる際に足の外側から手を回すと術側が内転・内旋しやすく脱臼肢位に近づくため、股関節を外旋位に保って行う工夫が必要で、外側からのリーチは不適切である。
| 動作 | リスク肢位 |
|---|---|
| 深くしゃがむ | 股関節過屈曲 |
| 足を組む | 内転・内旋 |
| 低い椅子から立つ | 過屈曲 |
| 靴を内側から履く | 内転・内旋 |
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