学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第12章 ▸ 実地 / QO56A006
理由で解く 作業療法士
本例は幻視・認知の変動・パーキンソニズム・後頭葉の代謝低下を示すレビー小体型認知症。幻視は否定せず本人の不安を受け止める対応が基本。
反復する具体的な幻視、日内変動する認知機能、歩行のつまずきや振戦などのパーキンソニズム、後頭葉の糖代謝低下という所見はレビー小体型認知症に典型的である。幻視への対応の原則は、見えている体験を頭ごなしに否定・訂正せず、本人の恐怖や不安といった感情を受け止めて安心を与えることであり、選択肢5が適切。薄暗い環境は錯視・幻視を助長するため部屋はむしろ明るくし、光沢面が人の顔に見えないよう環境を整える。転倒リスクはあるが安易な車椅子固定は廃用や活動性低下を招くため、まず環境調整と見守りで対応する。幻覚だと強く指摘することは本人を混乱・興奮させ逆効果である。
| 対応 | 適否 |
|---|---|
| 体験を否定せず受け止める | 適切 |
| 部屋を明るくし光沢面を減らす | 適切 |
| 幻覚だと強く訂正する | 不適切 |
| 部屋を薄暗くする | 不適切(幻視助長) |
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