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理由で解く 作業療法士

Parkinson病の転倒予防では起立・着座を支える肘掛け付きの椅子が望ましく、肘掛けのない椅子Aの使用は不適切である。
図は本症例の自宅の見取り図で、リビング・キッチン・トイレ・玄関・浴室・寝室の配置が示され、太い×印が「転倒箇所」を表す。設問は転倒防止の対応として「誤っているもの」を選ぶ。リビングのテーブル左側にある椅子Aは肘掛けのない椅子として描かれており、起立・着座の際に支えとなる肘掛けがない。Parkinson病Hoehn&YahrステージIIIで方向転換時や立ち座り時に不安定さがある本症例では、肘掛けのない椅子は起立・着座時の転倒リスクを高めるため不適切であり、肘掛け付きの椅子を使用すべきである。したがって選択肢1が誤り。他の対応(トイレ扉の引き戸化、浴室への縦手すり設置、浴槽内への台の設置、寝室床への視覚的目印)は、いずれも姿勢の不安定さ・すくみ足・またぎ動作などに配慮した合理的な転倒予防策であり適切である。
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