学習トップ理由で解く 作業療法士第12章 ▸ 一般 / QO55A043

理由で解く 作業療法士

QO55A043 作業療法治療学

出典:第55回作業療法士国家試験(2020)午前 問43
問題
認知症患者とのコミュニケーション上の配慮で最も適切なのはどれか。
選択肢
1 にぎやかな環境で話す。
2 指示は詳細なものにする。
3 身振り手振りは使わない。
4 沈黙した場合は話題を変える。
5 話題は本人と関係のあるものにする。
解答
正解5(話題は本人と関係のあるものにする。)
解説

認知症では、静かな環境で、簡潔・具体的に、非言語も活用し、本人になじみのある話題で関わることが基本。

認知症では注意・記憶・言語理解が低下するため、刺激の多い環境は混乱を招く。指示は短く具体的に一つずつ伝え、身振りや表情など非言語的手段を併用すると理解を助ける。沈黙時は考える時間を待つ姿勢が大切で、本人の生活歴や関心に沿った話題(なじみのある回想など)は安心感を生み、コミュニケーションを促進する。

✗ 1. 誤り
にぎやかな環境で話す。
騒がしい環境は注意散漫・混乱を招くため静かな環境が望ましい
✗ 2. 誤り
指示は詳細なものにする。
詳細で長い指示は理解を妨げる。簡潔に一つずつが原則
✗ 3. 誤り
身振り手振りは使わない。
非言語手段は理解を助けるため積極的に活用する
✗ 4. 誤り
沈黙した場合は話題を変える。
考える時間を奪う。待つ姿勢が望ましい
✓ 5. 正しい
話題は本人と関係のあるものにする。
なじみのある話題は安心と参加を促す
ポイント
  • 静かで刺激の少ない環境で関わる
  • 指示は短く具体的に一つずつ
  • 非言語(身振り・表情)を併用
  • 本人になじみのある話題で安心感を提供
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