学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第12章 ▸ 実地 / QO55A019
理由で解く 作業療法士
前頭側頭型認知症の立ち去り行動(易転導性・被影響性)には、叱責でなく道具・材料を提示して注意を作業へ再誘導する。
前頭葉優位の限局性萎縮・前頭側頭部の血流低下・MMSE正常範囲・立ち去り行動という所見は前頭側頭型認知症(FTD)を示す。FTDでは注意が持続せず外的刺激に容易に引かれる(易転導性・被影響性)ため、離席・立ち去りが起こりやすい。叱責や禁止は理解されにくく効果が乏しい。注意がそれた際に、なじみのある道具や材料を具体的に見せて声をかけることで、被影響性を逆に利用して作業へ注意を再誘導でき、活動の持続を促せる。したがって選択肢1が最も適切。
| 対応 | 適否 |
|---|---|
| 道具・材料を見せて声かけ | 適:注意を作業へ再誘導 |
| 禁止・叱責 | 不適:理解されにくく効果乏しい |
| 新規・高難度課題 | 不適:混乱・離席を招く |
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