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理由で解く 作業療法士
急性膵炎の本態は、膵内で消化酵素が早期に活性化して膵臓が自己消化されることである。
通常、トリプシノゲンなどの膵消化酵素は十二指腸に出てから活性化されるが、急性膵炎では膵内でトリプシンへ活性化され、それが引き金となって他の酵素も次々に活性化し、膵の自己消化と強い炎症が起こる。したがって「膵内での消化酵素の活性化がみられる」とする選択肢4が正しい。原因はアルコールと胆石が二大原因で、日本ではアルコール性が最も多く、胆石はこれに次ぐため選択肢1は誤りである。重症急性膵炎は循環不全や多臓器不全を伴う予後不良な病態で、死亡率は1%前後どころか十数%に及ぶため選択肢2も誤り。急性期には破壊された膵から酵素が血中へ逸脱するので、血中アミラーゼやリパーゼは低下ではなく上昇する。痛みは上腹部から背部へ放散する持続痛で、体幹を伸展する仰臥位で増強し、前かがみ(胸膝位)をとると軽減するため、伸展で軽減するとした選択肢5も誤りである。
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