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理由で解く 作業療法士

QO53P093 臨床医学大要

出典:第53回作業療法士国家試験(2018)午後 問93
問題
我が国におけるメタボリックシンドロームの診断基準に含まれないのはどれか。
選択肢
1 中性脂肪
2 空腹時血糖
3 収縮期血圧
4 ウエスト周囲径
5 LDLコレステロール
解答
正解5(LDLコレステロール)
解説

日本のメタボリックシンドロームは内臓脂肪蓄積(ウエスト周囲径 男性85cm・女性90cm以上)が必須で、脂質・血圧・血糖の3項目中2つ以上で診断。脂質はTG高値・HDL低値であり、LDLは基準に含まれない。

本邦の診断基準ではウエスト周囲径による内臓脂肪蓄積が前提(必須項目)となり、これに加えて(1)脂質異常:中性脂肪150mg/dL以上かつ/またはHDLコレステロール40mg/dL未満、(2)血圧:収縮期130mmHg以上かつ/または拡張期85mmHg以上、(3)空腹時血糖110mg/dL以上、のうち2項目以上を満たすと診断する。脂質項目で用いるのはTGとHDLであり、LDLコレステロールは動脈硬化の危険因子ではあるがメタボリックシンドロームの診断項目には含まれない。

✗ 1. 正しい
中性脂肪
150mg/dL以上が脂質項目の基準に含まれる(誤=含まれる)
✗ 2. 正しい
空腹時血糖
110mg/dL以上が血糖項目の基準に含まれる(誤=含まれる)
✗ 3. 正しい
収縮期血圧
130mmHg以上が血圧項目の基準に含まれる(誤=含まれる)
✗ 4. 正しい
ウエスト周囲径
内臓脂肪蓄積の指標として必須項目に含まれる(誤=含まれる)
✓ 5. 誤り
LDLコレステロール
動脈硬化因子だが診断基準には含まれない(正=含まれない)
ポイント
  • ウエスト周囲径(男85/女90cm以上)が必須項目
  • 脂質はTG高値・HDL低値、LDLは含まない
  • 脂質・血圧・血糖の3項目中2つ以上で診断
比較表
日本のメタボリックシンドローム診断基準
項目基準
ウエスト周囲径(必須)男性85cm以上/女性90cm以上
脂質TG 150mg/dL以上 かつ/または HDL 40mg/dL未満
血圧収縮期130 かつ/または 拡張期85mmHg以上
血糖空腹時血糖110mg/dL以上
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