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理由で解く 作業療法士

QO53P048 地域作業療法学

出典:第53回作業療法士国家試験(2018)午後 問48
問題
作業療法士が訪問支援を行う際に最も適切なのはどれか。
選択肢
1 部屋の様子をよく観察する。
2 患者本人に病識の獲得を促す。
3 同じ職種のスタッフと訪問する。
4 作業療法士であることを強調する。
5 家族が本人の前で話す愚痴に耳を傾ける。
解答
正解1(部屋の様子をよく観察する。)
解説

訪問支援では生活環境である部屋の様子をよく観察し、生活実態や本人の状態を把握することが適切。

精神科の訪問支援(アウトリーチ)は生活の場に出向き、本人の生活実態やニーズを把握して地域生活を支える。部屋の様子(整理状況・食事・服薬・清潔など)は本人の生活機能や病状を反映する貴重な情報源であり、よく観察することが適切である。病識の獲得を性急に促すのは信頼関係を損ないやすく、多職種連携が原則なので同職種のみで訪問する必然性はない。職種の強調は本人を身構えさせうる。家族が本人の前で愚痴を述べるのを傾聴するのは本人を傷つけ関係を悪化させるため不適切である。

✓ 1. 正しい
部屋の様子をよく観察する。
生活実態・病状を反映する重要情報で適切
✗ 2. 誤り
患者本人に病識の獲得を促す。
性急な指摘は信頼関係を損なう
✗ 3. 誤り
同じ職種のスタッフと訪問する。
多職種連携が原則で同職種に限る必要はない
✗ 4. 誤り
作業療法士であることを強調する。
職種の強調は本人を身構えさせる
✗ 5. 誤り
家族が本人の前で話す愚痴に耳を傾ける。
本人を傷つけ関係悪化を招く
ポイント
  • 訪問支援=生活の場で実態・ニーズを把握
  • 部屋の様子は生活機能・病状を反映する情報源
  • 多職種連携・信頼関係を重視、病識の性急な指摘は避ける
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