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理由で解く 作業療法士

高さの異なる3本のペグと色球を最少手数で並び替えるロンドン塔課題は、統合失調症の認知機能を測るBACS-Jの遂行機能下位検査である。
図は、高さの異なる3本のペグ(縦棒)と白・黒・灰の3色の球を用いたロンドン塔(Tower of London)課題の図版で、AとBという2つの異なる配置を示している。この課題では、一方の配置から他方の配置へ、規則に従って最少手数で球を移動させる遂行機能(計画・問題解決)を評価する。ロンドン塔課題は、統合失調症の認知機能を簡便に評価するBACS-J(Brief Assessment of Cognition in Schizophrenia 日本語版)の6下位検査(言語性記憶・ワーキングメモリ・運動速度・言語流暢性・注意/情報処理速度・遂行機能)のうち、遂行機能を測る検査として組み込まれている。設問の「作業の手順が分からない」「説明が分からない」という統合失調症患者の認知機能精査という文脈にも合致する。他の選択肢(WAB=失語症検査、BADS=遂行機能の行動評価だが構成課題が異なる、MMSE=認知症スクリーニング、WAIS-Ⅲ=一般知能検査)には、このロンドン塔型図版は含まれない。したがって正答は4のBACS-Jである。
| 検査 | 主対象 |
|---|---|
| BACS-J | 統合失調症の認知機能 |
| WAB | 失語症 |
| BADS | 遂行機能障害 |
| MMSE | 認知症スクリーニング |
| WAIS-III | 一般知能 |
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