学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第12章 ▸ 一般 / QO53P040
理由で解く 作業療法士
数時間〜数日前の出来事(昨夜の夕飯)を問うのは、保持時間からみて近時記憶の評価にあたる。
記憶は保持時間により、即時記憶(数秒〜、干渉なしの直後再生)、近時記憶(数分〜数日、間に干渉を挟む)、遠隔記憶(数か月〜数年以前の古い記憶)に分けられる。『昨夜の夕飯のおかず』は前日という数時間〜1日前の出来事であり、間に睡眠など干渉を挟んだうえでの想起なので近時記憶の評価となる。近時記憶は海馬を含む記憶回路の障害で早期に低下しやすく、認知症スクリーニングでも重視される。作動記憶は情報を一時保持しながら操作する能動的機能、手続き記憶は技能の記憶であり、いずれもこの質問とは対象が異なる。
| 種類 | 保持時間・特徴 |
|---|---|
| 即時記憶 | 数秒・干渉なしの直後再生 |
| 近時記憶 | 数分〜数日・干渉を挟む |
| 遠隔記憶 | 数か月〜数年以前の古い記憶 |
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